みなさま、こんばんは。
以前登場したパンダが、昨日、旅立たれました。
私の家にピカピカの美人さんが届いて174040キロ、16年走り続け、旅立ちました。
ウォーターハンマーだと思いますというのがメカニックからのお話。
(今日は、その回想録になり、車に感情移入しすぎだろというつっこみもあると思いますが、お許しください。)
以前もお話したように、パンダは私が大学生のときに、家族5人と大型犬を乗せるために、屋根が空いて気持ちがいいという理由だけでやってきました。
それから、私の人生のおよそ半分、パンダが常にそこにいました。
結婚式にも、親父の葬式にも、犬が死んだときも、子供が生まれた時にも、、、パンダで向かいました。
最近は、60過ぎた母親の足となって活躍していました。
ウインカーがでなければ、ハザードでリセットすればいい。
高速道路でアンテナが落ちれば、手で持ちながら運転すればいい。
窓が開かなくなれば、ルーフを開けてお金を払えばいい。
ワイパーが窓右半分とボンネットを掃除し始めれば、顔を右のウインドウに伸ばせばいいだけ。
ルーフの留め金が壊れれば、右手でルーフを抑えながら運転すればいいだけ。
鍵が磨耗すれば、運転席をあけるだけの鍵が存在するだけのこと。
サルにアンテナを折られても、それもそれ。
直しても窓がまた壊れる、マニュアルウインドウに変えればいい。
4X4が戻らない、またがって押し込めばいい。
ブレーキが突然スカスカになる、エンジンブレーキとサイドブレーキでゆっくり運転すればいい。
ありえないと思いながら、許してきました。
ちょっと駐車位置がずれてれば、片足出して地面をけると動く車でした。
新旧パンダを見かけて手を振ると、ほぼ必ず手を振り返してくれる車でした。
タコメーターがないから、常に車の音を聞きながら運転する車でした。
つい最近、次のオーナーになる私の弟を乗せて最近合宿免許に送り出したのに、、、
メンテナンスが悪かったのかもしれません。
お金をかければ、直るとも思います。
でも、もう直しません。
来週の月曜日に、お花と手ぬぐいを持って母親が送り出します。
たかが車、されど車、、、、、ですよね。
farewell パンダ!!