どの練習会に行ってもそうですが、必ずその時の走りを思い出して、どこでタイムが詰められるんだろうって事を考えます。練習会中ももちろん色んな事を考えて試してはいるのですが、短時間に考えている事と、一度に沢山吸収するのは難しいので、練習後シミュレーションをして今後どのような走りをしたらいいか、どのような練習を取り組めばいいか等を考えます。また、ただ走るだけでなく自身の成長を加速させるには、プラスアルファの要素が必要だと思っています。
よく、走り込みをしろなんて言われますが、肉体的限界を超えての走り込みは危険なだけだとも感じます。車の水温や油温で車の心配も必要かもしれませんが、自分の体力の心配もしなくてはと。なので、話を色々聞いていくと大体似た答えとして帰ってくるのが、ダラダラ走りこむのなら、1時間でも集中して思考して走り込めと言われます。
走り終えた後の考察では、パイロンなんかでは同じコースを走る機会がほぼないですが、似たコーナーシチュエーションは必ずあります。その走りの感覚を今後どのように体得していくかが上達への近道・・・なのかなーなんて最近思っています。
まぁなんでこんな事言っているかというと、走りに納得がいっていなかったからです。更に付け加えると、SS1とSS4とでは5秒も自己タイムを更新してしまっています。実はこのコース50秒ではしれるんじゃないかとも思ってきました。SS4を走り終わった時点でもまだ詰めれると感じているのがずっと引っかかっていたのです。でも逆を返せば、4本も走ったのに掴みきれなかったわけで、もしこれがジムカーナイベントでしたら、幻のタイムになってしまいます。
ということで、一人反省会です(笑)
SSのコースを覚えている限りで再現しました。
最初A-B区間はノンブレーキで行けそうなのですがどうしても膨らんでしまう為とCでの進入にずっと悩んでいたので、Bの手前ギリギリまで踏んでブレーキして右に入れて左に返すと同時にアクセルオンでやり過ごしていました。C地点では何度も進入の仕方を変えようとしたのですがうまく行きません。進入の最初からタイヤを使いたいのに上手く使えません。もっと奥までブレーキをのこしつつのコーナリングにすればよかったなと。なのでC-D間は途中はアンダーが出てそれを無理矢理ハンドルを切り足してアクセルオンで駆動に頼りました。ブラックマークをつけないようにという指示が思いの他メンタルに影響しているみたい。Eの部分はどうしてもDからのヨーを溜めてクイックをかけないとうまく方向が変わりませんでした。リアタイヤを使えている感触はあったのでここはOK.E-F間はちょっといやらしい。立ち上がりのラインが少しずれるだけで結構アクセルオンに影響がありました。G-H間に関しては今回は捨てました。まったく走らせ方がつかめず。ミスしないように抑えて行くぐらいしか出来ませんでした。Hでの立ち上がりが完全によくないので、タイヤを鳴かせない様に立ち上がりを踏んで入れるようにだけ意識。もうちょっと大回りしてもよかったかも。2週目のBポイントで速度のノリが違うのでもしかしたらフミっきりでパス出来たかも。安全策でブレーキは踏んで1週目に近い形でクリアしていました。C-D間は毎回ちょっとづつ変えたのですがどれもシックリせず。ただD-E間はDでの立ち上がりを利用するのでその姿勢だけは気をつけていました。G-I間で270ターンは捨てています。が、ちょっとダートのようにクラッチを蹴っ飛ばしてリアデフを利用したリアタイヤのブレークは掛けていました。サイドブレーキは使っていません。Jへの進入はやはりIからのライン取り次第で踏める踏めないがあったので気をつけました。あとは踏み切りでLまで行ってブレーキを残しながら右へ、そしてMで左へ。LとMの間で多少再加速させてます。M-N間もずっと悩んでいましたが、奥にクリップをとるという手段で走行し、更にこの区間ではシフトダウンをしています。奥のクリップポイントでアクセルオンにして駆動制動に頼ります。(ここは親分から指摘があり、もっとスムーズに走らすことも出来ると言われました。)N-O間は加速してOでブレーキングですぐにアクセルオン。パイロンに1度当たりそうになったのですが、タイヤの空転をちょっと使って回避しました。Pまでも悩みました。最後はギリギリまでいってハードブレーキングでその後は抑えてP-Q間を通過するという形で収まりましたが、ここでもタイヤが使えていない感触だったので、ブレーキエンドでPポイントを若干通過しつつ姿勢を少し斜めにしていけばよかったのかなーとか考えています。
さて、今後も「ふじてん」や「サイクルスポーツセンター」を使うような話もあるみたいなので、来年も走ってみて、この反省が生かされるのか・・・どうかっ・・・。
親分からは初心者卒業と言って貰えたので、課題を引き上げねば。
ジムカーナの練習に行こうと思いますけど・・・やはり鍛えるべきは林道~。来年はセッティングについてももっと学びたいぞ~。(まだ気が早いか・・・)