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世界中
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セントラルラリー2021。無事無傷で戻って参りました!
無念なことに、2年連続WRCラリージャパンがキャンセルとなり、来年開催予定のWRCに向けてのプレイベントとして行われたセントラルラリー2021になったわけですが、現体制の圭ラリープロジェクトとしては、泣いても笑ってもラストのラリーともなる記念すべきイベントとなりました。

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今回は、久しぶりに有観客開催となったため、たくさんの応援を直にいただくこともできました。岡崎市乙川河川敷のSSSを始め、岐阜県恵那市明智町では大太鼓の演奏や鎧兜の明智光秀?!が! 上矢作町では婦人会の盆踊りが! NHK朝ドラ「半分、青い」の舞台にもなった岩村町では、日本家屋の立ち並ぶ路地に、何重にも重なるようにしてたくさんの方が列を成して待っていてくださったり、また沿道でも大勢の方が手を振ったり声を掛けてくださって、イベントを待ち望んでくださっている気持ちが伝わってきました。さまざまなカタチで、町おこしイベントにもなるということで、ラリーという競技は、たくさんの可能性を秘めていると改めて感じることとなりました。

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☆11月12日(金)雨のち晴れ レッキ
朝には雨上がるって言ってませんでしたっけ? さらに途中、結構降ってきちゃってもうこれはすっかり路面濡れちゃったじゃん。山の中の道なんて乾かないじゃ~ん! ということで、今回も悩ましいラリーになりそうな予感…。
そして、今回のレッキは本当に大変でした! 朝の5時半から出かけて、夜18時まで。約12時間半にも及んだレッキ。しかも、途中休憩している時間はほぼナシで、トイレ休憩3回の合計15分のみ。そのトイレ休憩で、今回コースカーを務めてくださっている篠塚建次郎さんと、清里ROCKの舩木良さんにお会いしたので記念撮影したりもしましたが、あとは走りっぱなしでした。距離にしたら約450kmあったんだそうですよ~。しびれる~。
そんなわけで、最後のレッキ会場となった岡崎の河川敷のSSSはもう真っ暗。まったく前が見えず大変でした~。

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☆11月13日(土)晴れ DAY1
セントラルラリーは、全日本ラリー選手権のようなピリピリ感はなく、のんびりほのぼのムードで皆さん笑顔なので、楽しいラリーなんですよね。実は、2019年に開催された第1回セントラルラリーも、手応えも成績もよく楽しいラリーだったので、今回もワクワクしておりました。HQは豊田スタジアムですが、恵那~新城~岡崎と広大な範囲で開催されるラリーのため、リエゾン区間も長いのですが、折しも紅葉真っ只中。昨日は2日間を1日で回ったので超大忙しでしたが、今日は少しは目の保養もできたりするのが、いいところです。反面、SSは結構ハードでした。紅葉時期ということで、落ち葉が多く滑りやすいのもそうなのですが、元々かなりアグレッシブなコースレイアウト。さらに、一昨日からの雨のせいで、コースはグシャグシャになっているところもあったりして、結構ヒヤヒヤものでした。

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今回は、最後は笑顔で締めくくりたいという気持ちがいちばん大きく、2日間絶対最後まで走り切るんだ!という気持ちをいつも以上に持っていたので、DAY1は少々抑え気味に。
でもSSSの2本目は抑えすぎちゃったかな~。ターマックからグラベルへそしてまたターマックへというコースなのですが、このグラベル部分でウチのクルマはいろんなお節介デバイスが働いちゃったりもするものですから、そのギリギリで~なんて思っていたら、抑えすぎました。クルマのコントロールも自分のコントロールも、本当に奥が深く難しいものですよねぇ…。

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そして、ラストの新城のSSがキャンセルになってしまったのが、とにかく悔しかったですね。その前の時間進行が押してしまったので、日没になってしまい、安全を考慮してということで、キャンセルとなったのですが、2017年の新城の時から、この鬼久保SSのキャッツアイさえなかったら…。と何度思ったことか…のコースだったんです。今回はこのキャッツアイをすべて撤去してステージを作ってくれたということで、レッキの時からワクワクだったんです~。あぁあぁぁぁ!走りたかったよぉ~! でもそのひとつ前のSSもすでに真っ暗だったので、仕方なかったのかもしれません。

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☆11月14日(日)晴れ DAY2
本日は恵那地区。豊田スタジアムから恵那までのリエゾンは片道が1時間40分。これを2往復するので、これだけでも結構大変です。
そしてこの辺りの道は、全体的に速度が高めで、県道を横切ったり、民家の目前を駆け抜けたりと、エキサイティングなんですよね。
そんなコースレイアウトがモモポロちゃんと私には合うようで、午前中はトラブルがあったことを差っ引くとなかなかの好タイム! 午後はそのトラブルの分も挽回! と意気込んだのですが、やはり気温と路面温度が下がると、まだまだタイヤを短時間で温めるのが下手な私は、タイムアップしたものの目標には届きませんでした。まだまだまだまだだなぁ~。

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でも今回、自分の走りのスタイルが見えてきました。ハイスピードでチャッチャッと向きを変えて走る、スキーで言うところのウェーデルンスタイルのような走りが、得意ということがわかってきました。まぁ、LSDがついていないので、上りの長いコーナーなどはかなり厳しい、というのもあるのですが、マシンの特性を生かして走るにはもう少し修行が必要なようです。とはいえ、全体的に攻められるようになってきたので、もう少し続けたい!というのが本音ではあるのですが…。全日本ラリー選手権にプライベーターとして参戦し続けるのは、なかなか難しいですよね。

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とにもかくにも、無事フィニッシュ! 笑顔で締めくくることができて本当によかった。2016年後半からラリーを始め、無謀にも2017年から全日本ラリー選手権に参戦。ここまで続けてこられたのは、応援してくださった皆さまのおかげです。たくさんの温かい仲間に恵まれて、本当に私は幸せ者です。ありがとうの言葉だけではとてもじゃないけれど言い表せないほど、感謝してもしきれませんが、応援してくださった皆さま、本当に本当に本当に! ありがとうございました。
さて、お次は何を仕掛けようかな(笑)!。

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「いくつになってもチャレンジはできる! 眠れなくなるほどの大きな夢を、竹岡圭と一緒にいつまでも見続けてくださいね」

I can be anything!    圭rally project 竹岡圭

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土曜日までは「夏」だったのに。日曜日は「初冬」。秋はいずこへ…? という感じではありますが、すっかり冬服の季節になってしまいましたね。初のラリーハイランドマスターズ、いやはや今回は本当に大変でした~(汗)。

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☆10月15日(金)晴れ レッキ
ラリーハイランドマスターズは、SSの総走行距離、そしてひとつひとつのSSの距離は短め。なるほど。季節柄仕方ないのですが、走行中にも上から落ち葉が降ってくるので、かなり滑りそうな感じです。また、複合コーナーは少ないものの、コーナーの登場するリズムが複雑で、道の勾配がきつく先が見えにくいSSがあったかと思えば、2車線道路を使ったかなりの高速の走りやすいSSもあったりと、バラエティに富んでいる感じがしました。いずれにしろ、雨が降ると滑りそう…。土曜日の夜から日曜日の朝にかけての雨予報がずっと消えないので、ちょっぴり不安です…。

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☆10月16日(土)晴れ DAY1
今日は晴れの予報なので、タイヤの選択はドライ路面に強いADVAN A08B。ビックリするくらいのポカポカ陽気で、日焼けの心配をしちゃうほど。まだ季節は「夏」です。
ちょっとシートベルト調整のトラブル等々ありまして、午前中は痛みに耐えて走り、午後はそれをとりかえすべく気合を入れて走ったものの…。なぜかタイムに反映されない。頑張れば頑張るほど反映されない。う~む、これってドライバーあるあるなのかしら…? と、首を捻りながらDAY1を終えることになりました。ホテルに戻って足をみたら…、やっぱり痣になってました。痛いハズだよぉ~。トホホ。

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☆10月17日(日)雨、曇り、晴れ DAY2
予報通り、夜半に雨が降り出しました。パルクフェルメからクルマを出すときは、まだ雨が降っている状況。気温もすっかり「冬」になっており、サービスパークではストーブを出動させる事態になりました。なんたって10℃を下回ってましたからね。というわけで、本日のタイヤはオールマイティ性の高いADVAN A052をチョイス。昨日の午後、タイム出なかったからなぁ…。今日は気を取り直して頑張るか~なんて、ゆる~く気合を入れながら平常心の方が速いかなぁ~なんて、ブツブツ思いながらこの日1本目のSSに向かいます。

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そして、この1本目のSSのスタート直後に事件は起こったんです。なななななっなんと! モモポロちゃんのエンジンスロットルがいきなりガバッと開いたんですよぉ~! そう、私のアクセルペダルの動きとは違う感じで、いきなりガバッと開いたんですよぉっ! えぇぇぇえぇぇ~っ、と思う間に、勝手に高まっていくエンジン音。うわわわぁわぁ~と、ブレーキを踏むことでなんとか収まったのですが、隣に座っているコ・ドライバーの山田政樹さんも、思わずうわぁわぁぁ~と叫んでいらっしゃいました。あ~、ビックリしたぁ~。

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でですね、その後もその症状は続くわけですが、それが一定じゃないんです。急に開くこともあれば、そうじゃないこともある。オマケに、コーナー手前で減速し、その後コーナーに入っていく時に、思った以上にガバッとアクセルというか、スロットルが開いてしまう感じなので、姿勢変化が大きくて、前荷重のままコーナリングすることができない。結果曲がらない…。だったら、ギリギリまでブレーキを残してみるかなとトライもしたんですが、実はモモポロちゃん、これは以前からなのですが、ブレーキの踏んだ時の圧力や、踏んだ時の感覚、制動力、制動距離などが踏むたびに違うんですよ(笑)。もちろんノーマルカーはそんなことはないんですが、ラリーカーにしたら、なぜだかこうなっちゃったんですよね。なので、ブレーキを残すと、ちょっと一か八か的な感じが強くなってきちゃう。失敗するとただの突っ込み過ぎコーナリングになってしまい、これまた上手く姿勢が作れないんです。

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だったら、左足ブレーキは? と、思う方もいらっしゃることでしょう。実はモモポロちゃんは、ブレーキとアクセルを同時に踏むと、しばらくの間パワーダウン制御が入る仕組みになっておりまして、左足ブレーキは一切使えないんです。
結果…。怖いよぉ~! こんなヒヤヒヤドライビングは人生初だよぉ~という感じで、SS3本をこなし、サービスパークに戻って診断機を掛けてもらったところ…。やっぱり電気系統のエラーが出ておりました…(涙)。というわけで、一旦バッテリーを外してリセットを掛けて、午後のSSに向かったわけですが、状況同じ。なんとか午後もSS3本こなして戻って来られたのは、ある意味キセキだったかもしれません。あ~、怖かったぁ~!
そして車両保管解除になってサービスパークを後にするときの気温は…5℃でした。あ~、寒かった。もうすっかり冬だよね。秋はどこへいったのかしら…?

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お次は、圭rallyprojectとりあえずの集大成の位置づけ、セントラルラリーです。皆さま引き続き応援よろしくお願いいたします。

「いくつになってもチャレンジはできる! 眠れなくなるほどの大きな夢を、竹岡圭と一緒に追いかけて、叶えてください~!」

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今年から場所を移しての開催となったモントレー。高崎駅前のGメッセ群馬がサービスパークということで、きっとたくさんのお客様にお越しいただけたに違いないのですが…。残念ながら無念の無観客開催でございました。でも沿道ではおじいちゃん&おばあちゃんから小さなお子様まで、た~くさんの方が手を振ってくださっておりまして、ラリーファンの温かさを感じましたよ~。
さらに今回はライブ中継も行われたり、ラリーカーがいまどこを走っているのかがスマホやPCで見られる、ラリーストリームも導入されていたので、臨場感たっぷりのオウチ観戦を楽しんでいただいた方も多かったみたいです~。ご覧いただいたみなさま、ありがとうございます!

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☆6月12日(土)晴れ レッキとDAY1
なんと早朝4時50分にひとつ目のSSのレッキ開始。ということは…。ホテルを3時30分に出なきゃいけないっ~。ってことは、遅くても2時30分には起きなきゃいけない~っ(涙)。げげげ~、まだ夜中じゃん!
実は今回のサービスパークは高崎駅前のGメッセ群馬なんですが、SSは南牧村と上野村なんです。つまり遠いんですよぉ~。南牧村には以前「とらおのパン」という幻のパンを探しに取材で伺ったことがあります。これ、とらおさんというおじいちゃんが焼いている炭焼き無添加パンなのです。大人気ですぐ売り切れちゃうんですよね。ラリーの観客の皆さまには、本当はこういうことも楽しんでいただけるといいんですけどねぇ~。コロナ早く治まって欲しいなぁ~。みなさまも治まった折には、是非遊びに行ってみてくださいね!

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さて、今回は蔓延防止対策のため、ラリーの方も20時にすべてをクローズしなければならないということで、土曜日にレッキとSS1本、日曜日にSS2本というスケジュール。SSたったの3本か~という感じもありますが、この1本がなんと1日目は21.77キロ、2日目は19.75キロ。本州のラリーとしてはメチャクチャ長い! 本州のラリーは10キロ前後というところがほとんどですからね。走りごたえはありましたよ~。

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というわけで、早朝3時30分にスタートして12時30分頃にサービスパークに戻ってお昼ごはん。15時30分からセレモニアルスタートが始まりますから、なんとなく慌ただしい雰囲気。
というわけで、DAY1のSS1がスタート。南牧村へ向かいます。このSSは長いし、ストレートとクネクネが混在、道幅も広かったり狭かったりなので、走る方も読む方もハードなSSです。その分楽しいんですけどね。なので、細かく刻んだペースノートを作ったのですが、これが当たり!政樹さんもロストすることなくスラスラ~っと読んでくださって、息もぴったり!乗れてるぞ~!という感じだったのですが…。
なんとっ!後半あと2.5キロくらいのところ。300mのストレート全開踏んでいるところで、赤旗が提示されたんです~。しかも私が先頭さん(笑)。JN3クラスでクラッシュからマシンが燃えたらしく、クルーは二人とも無事だったのは幸いだったのですが、全線赤旗提示になっちゃったんですよね。21.77キロという長いSSだったので、私としてはあと残り2.5キロくらいで赤旗中断という感じになりました。

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乗れていた感があっただけに、順位というより、タイムが知りたかったんですよね。前ゼッケンのGRMNヴィッツまではフィニッシュしてタイムが出ているのでその差と、私の後ろのチョコさんのシトロエンのR3車両との差が知りたかったんですよね。なんたってJN2クラスは、私以外はすべてR3車両、R3車両と名前がついていないマシンも、中身はR3車両みたいな超改造したものばかりで、モモポロちゃんだけがド・ノーマルなので、差が知りたかったなぁ…。

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☆6月13日(日)晴れ、曇り、雨、曇り、晴れ DAY2
本日も暑い。そしてSSは19.75キロ×2本ということで、長い。そして上野村遠い…(笑)、ですが、張り切ってスタートしました。でもウチのクルマはド・ノーマルカーのいいところで、リエゾンはエアコン全開です(笑)。
でもこの暑さ、クルマにもかなりシビアだったようで…。なんとDSGが途中で変速しなくなってしまったんですよ…。1/3走ったくらいのところからDSGが変速しなくなりまして、最後の方の下りセクションに入ったあたりでまた復活したという感じ。LSDも入っていないモモポロちゃん、上り坂での負担が大きいのでしょうね。以前、一度だけ、気温が35度を超えた横手ラリーのSSでも変速しなくなりましたが、あれはグラベルだったんですよね。ターマック路面はより負担が大きいので、気温は30度をかなり下回る26度くらいだったにせよ、クルマにとっては相当負担が大きかったのでしょう。
そして、2本目のSSとなるわけですが、この間にずいぶん時間がありまして、結構な雨が降ったんです~。やはり、やはり、やはり…。私の隣に乗っているのが、雨男さんだからでしょうか…。でも今回は本番使えるタイヤが6本という規制があるために、選んだのは全部A08B。つまり基本ドライ路面用タイヤ。DAY2のスタート時に「A052は温存ですか?」ってインタビューで聞かれて、なんでそんなこと聞くんだろう?と思っていたのですが…。そういうことだったのかぁ~!
でもここまできたらA08Bで行くしかないんです!「大丈夫っすよ。縦溝ありますから」と神田チーフメカニックは言ってたけれど、私に濡れた路面の中、A08Bのタイヤ温度が上げられるのか…。ということで、コンマ2ほど空気圧を下げ、トライしてみることにしました。空気圧が低めの方が、タイヤ温度って上がりやすいんですよね。タイヤが動くので。  果たして…結果は…バッチリ! なんの問題もなくA08Bで走れちゃいました!

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雨のおかげで気温が下がったせいか、雨で路面の抵抗が少し弱まったせいかわかりませんが、DSGも最後の1キロくらいまでは頑張って変速してくれました。というわけで、結果を見ると2本目のSSと3本目のSSでたったの2秒しか落ちていなかったんです。ちなみに同じクラスの他のマシンは40~90秒ほどタイムを落としていたので、これは1本目が遅すぎたということなのでしょう。
他のマシンがタイムを落とす中、私だけはほぼ落ちなかったのには、もうひとつ要因があります。実は今回JN2クラスで、ヨコハマタイヤを履いているのはモモポロちゃんだけ。あとは皆さんダンロップだったんです。そう!ヨコハマタイヤって雨に強い。しかもドライからウェットに移行する、いちばん滑りやすいような路面でも安定して走れるんですよ~。
なんでもダンロップさんは、ラリーに使えるタイヤとしてたくさんの種類があるらしいんですが、ヨコハマさんの場合、私のマシンで使えるのはA052とA08Bのふたつだけ。なので、天候が怪しくなるとダンロップ勢は、タイヤどうする談義をよくされていますが、私の場合は良くも悪くも悩みなし! でね、結局速いんです。2種類のタイヤで幅広い状況、しかも刻々と変わる路面状況ですべてをカバーできるということは、メチャクチャワイドレンジでタイヤの性能がいいっていうことですよね。いつも助けていただいてますが、今回は本当にタイヤに助けていただきました。ヨコハマタイヤさんありがとうございます~。きっとこの技術が市販車用にフィードバックされているでしょうから「ウェットa」なんですよね。市販車だと天候でタイヤ変えるわけにもいかないですから、この性能は本当に強くみなさんにアピールしたいところです。

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そして、実はまだ速く走れる余地があります。今回、2本目と3本目のSSは同じコースなのですが、途中にサイドブレーキを引かないと曲がれないくらいタイトなヘアピンカーブがふたつあるんです。サイドターンはクルマも私もできないので「大丈夫?左側当たらない?」くらいの感じの、ギリギリ切り返しせずにゆっくりUターンしてるんですよね(笑)。かなりカッコ悪いんですが仕方ない。ここで5秒×2=10秒は損してると思います。う~む、どこかで練習しないとなぁ…。

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モントレー2021
全日本ラリー選手権 JN2クラス 6位/7台・総合35位/出走67台
2021年6月11日~6月13日
エントラント:圭rallyproject
メンテナンスガレージ:グローバルモータースポーツ
マシン:フォルクスワーゲン・ポロGTI
マシン名:圭rp・YOKOHAMA・Polo GTI
ドライバー:竹岡圭       コ・ドライバー:山田政樹
チーフメカニック:神田誠    メカニック:宮入友秀
チームマネージャー:宮村朋子  チームフォトグラファー:原田淳

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ラリー丹後に参戦するのは初めて。京都府と言っても天橋立の近くには行ったことない…と思います。緊急事態宣言中じゃなかったら見たかったけど、雨だったし…。しかし、晴れ女のワタクシのハズなのに、なぜラリーではよく雨が降るのでしょうか? 雨男がよっぽど多いに違いないと思ったら、なんと相方、コ・ドライバーの山田政樹さんが雨男でした。ご本人によるとかなり霊験あらたかだとか…。トホホでございまする。
というわけで、レッキも雨(涙)。サービスパークに戻ってきたら雨は上がっていましたが、レッキ中は雨でしたからねぇ。これじゃ乾かないよね。本番も…。

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予想通り5月22日(土)DAY1は、雨は基本上がっているものの、日本はやはり亜熱帯になったのではないでしょうかね?! 前日までた~っぷり降った雨のおかげで、基本曇り空のお天気のハズなのに、とにかくとにかくとにか~く蒸し暑いっ!!! 立ってるだけで汗だくになりそうなお天気だったんです。オマケに山の中はちょっと雨が止んだからって乾くわけもなく(というか、途中でちょこっとではありますが、ワイパー動かすくらいは雨が降りましたし)、蒸発する際に霧まで出ちゃったりするわけです。そして路面にはところどころ水溜まり。中には盛大なウォータースプラッシュが上がるくらいの大きな大きな水溜まりもあったりしちゃったりして、なかなかシビアな路面状況。
でも今回のラリーで、私はひとつトライしてみることにしました。それは…シフトチェンジ! おいおい!これまでシフトチェンジしてなかったのか?! という疑問をお持ちかもしれませんが、そうなんです。実はポロと同じDSGというトランスミッションを搭載したゴルフGTIカップにかつて参戦していた時に、「S」モードに入れっぱなしの方が速いという実績があったので(私だけじゃなくて有名なGTドライバーとかもそうだった)、これまでは「S」モードに入れっぱなしにしていたんです。ところがラリーカーのモモポロちゃんは、規定でリストリクターを装着しているので、高回転域は回してもあまり意味がないと、神田チーフメカニックがおっしゃるわけです。

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そこで、まずは1本目のSSで、いまさらながらのシフトチェンジにトライ。う~む、どうにも上手くいかない。2本目のSSでもトライしてみましたが、同じ状況。というわけで、3本目のSSは今まで通り「S」で入れっぱなしで走ってみることに。う~む、やはりまだ「S」モードの方が体感的にも速そう…。

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というわけで、午後のSSはこれまで通りの「S」入れっぱなし方式でやってみたところ…。午前中よりタイムアップ! 午後の2本目のSSなんて、なんと13.7秒もタイムアップしちゃいました(笑)。やっぱり私にはまだシフトチェンジは早いのかもしれません(涙)。
ところが、DAY1を無事にフィニッシュしてみたら、なんとクラス3位! DAY1で3位以内にいるのって、全日本ラリー始めて初めてのこと! もちろん上位陣がリタイヤしたりトラブルだったりなんていう、棚ボタな結果ではあるのですが、タイム的にもこれまでに参加者の皆さんと、はるか遠く離れたものではなく、もちろん決して速くはないけれど、恥ずかしいと思われるほどまでは離れてない! 今回はそのことがいちばん嬉しかったですね。もちろん、まだまだ、まだまだ遅いんですけど、今までを考えればね!

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一夜明けて、5月23日(日)DAY2も、なんとなく不安定なお天気でした。晴れているかと思ったら、テントが飛ばされてしまいそうなくらいの突風が吹いたり、突然雨が降ったり…。山の天気といっても、目まぐるしすぎる!
さすがに午後はすっかり晴れてましたけどね。湿度は土曜日よりはマシで、気温は確実に日曜日の方が高かったものの、暑さは日曜日の方がやや抑えられていた感じでした。
そんなお天気ではありましたが、朝イチにCROから「おっ!いつもの定位置じゃなくずいぶん前に来たね。上出来! でもちゃんと帰ってきてよ。ラリーだから」と言われました(笑)。そう、ラリーは戻ってくるのが肝心なんですよね。でも褒めてもらえたのは素直に嬉しい~。
本日のミッションとしては「私にはシフトチェンジはまだ無理。今日は「S」モードに入れっぱなしで行こう!」と決めました。が、しかし! 午前中1本目のSSでちょこっと試みてみたりして…結果はやっぱり失敗。続く2本目のSSも、う~む。オマケになんだか昨日のように上手くリズムに乗り切れなかったんですよね。
これはマズイぞ~と思っていたら、予想通り、後ろにいたはずのクルマがタイム的にどんどん追い上げて来るではありませんか…。これはマズイ。本当にマズイ。と思って、午後はもう「S」モードに入れっぱなしにしたところ、午後2本目のSSはまたもや12秒もタイムアップしたりしたのですが…。そう、他の皆さんもガンガンタイムアップしてくるわけですよ。加えて、路面が完全に乾いてきたのも大きい要因でした。

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さらに、昨日のコースと比べると道がキレイで広い。問題はここだったんですよね。自分では一生懸命走ったつもり、午後のSSでは苦手な上り坂も頑張ったつもりだったのですが、どうにもあまりタイムが上がらないのは、ライン取りの悪さ。実は今回、突っ込み過ぎをなくそうと、コーナーの進入のタイミングとライン取りを全般的に変えたんですね。それはフトしたことがきっかけでして、ラリーのこと全然知らない人に「なんかね、ダートだと最初から滑ってるせいか怖くないんだけど、ターマックだと滑ったらどうしようとか思っちゃって怖いのよ」という話をしたところ「だったら全部ダートだと思って走ればいいんじゃないの?」と、目から鱗が落ちるようなことを言われまして。
言われてみたらそれもそうだよな~と思い、少しだけではありますがダートを走るような感じでターマック路面を走るようにしてみたところ、突っ込み過ぎはだいぶ矯正されました。でも、道幅が広いレイアウトのSSになるとまだまだまだ。タイムに結びつくようなライン取りは全然できてなくて、コース幅を目一杯使った方がいいと頭ではわかっていても、コースの端っこの方は、汚れてるしなんだか滑りそうで、どこまで使っていいかよくわからない…。
つまり、DAY1のコースは道幅が狭くクネクネしていて、しかも下りがそこそこ多かった。つまりこれは、ライン取りはあまり関係なく、根性で下っていけばよかった。下りだから荷重移動もさほど難しくないし、コースも先の方まで見えるから怖くない! という私の得意なコースレイアウトだったからタイムがよかったというわけなんですよね。
そんなわけで、DAY1で稼いだマージンが途中でなくなりまして、結果4位。惜しくも表彰台を残した悔しさの残るラリーとなりました…トホホ。すみません、面目ない…。精進いたします!

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◆お知らせ
新城ラリーのビデオを横浜ゴムさんが作ってくださいました! 圭Tubeにアップされていますので是非ご覧くださいませ。ラリー観戦初心者に向けてのラリー講座~ペースノート編~なんていうバージョンもありますよ~♪

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☆3月19日晴れ レッキ
1年ぶりのラリーということで、出発するときからドキドキでしたが、何度やってもペースノート作りは難しい。コ・ドライバーの山田政樹さんとの新城ラリーは2回目ですが、昨年作ったものは二人ともいまひとつ納得がいってないペースノートだったため、確認しながら作り直すことにしました。というか、鬼久保SSはコースが延長された部分もありましたし、ましてや雁峰北SSは政樹さんと走るのは初めてでしたから。でも、ペースノートを新たに作っている人と、確認している人とではレッキのペースが違うので、邪魔にならないように避けるのが忙しいんです。狭い林道の中では、避ける場所ひとつ探すのも結構難しいんですよね…。そうしてアタフタしている間に、どこを走っているのかわからなくなっちゃって…(汗)。
このあたり、周りに迷惑を掛けず、気持ちで負けず、できるようになればいいのですが、一朝一夕にはいきません。でも、今年はこの後の参戦が、まったく初めて走るところばかりになるので、レッキの練習もしないとダメだねぇ~と、二人で早くも反省しきりでした(笑)。せめてもと、サービスパークに戻ってきてから、ビデオを穴があくほど見て、なんとか穴埋め方式でペースノートは作ってはみましたが…。どうなることやら(笑)。

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☆3月20日晴れ DAY1
よかったぁ~!いいお天気♪ 長年モータースポーツに携わっている私ですが、自分でハンドルを握ったレースで雨に見舞われたのはたったの1回。しかも予選のみ。それくらい雨は降らないんです。なのにもかかわらず、まぁなぜかラリーはよく雨が降る…なんでかしら。

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だからこそ! 2021年のラリーは初日晴れだぞぉ~♪と気分は上々、でも初戦ということで、いつも以上のかなりのド緊張状態ではありましたけど。そして、そんな状態で送り出されたSS1では、その緊張に追い打ちをかけるように、タイヤの空気圧が予想より上がってしまったんです。「え~ん(涙)、接地感が薄いよ~。どんどん上がってるよ~」と、できる限り頑張ってはみたものの…。狙いよりも0.2キロ上まで急上昇。
次の鬼久保SSはハイスピードなので、どうしても接地感が欲しいということで、フロント0.2キロ、リア0.1キロ空気圧を落とすことに。そしたら、これが大正解! 手応えバッチリ!

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ところがですね、この鬼久保SSの後半、1キロちょっとは今回新しく設定されたコースだったんです。ここでのレッキがあまり上手にできていなかったので、恐る恐るフィニッシュしたタイムは、やはりう~む。納得できずで終わってしまいました。
気を取り直して午後からのセクション2は、サービス出発時に空気圧を朝よりも低めにセット。これがバッチリ決まり、SS1と同じコースを走るSS3は、確実に10秒はタイムが上がった! と自分では思ったのですが…。なんと!ほぼ変わらず(涙)。「ウソでしょぉ~⁈」。
続くSS2と同じコースのSS4は、スタート前にさらに0.1キロほど空気圧を下げ、接地感もバッチリ。SS2よりもライン取りも上手くいったので、アクセルペダルを開けている時間も間違いなく長かったから、絶対、もう絶対タイムアップしたと、私だけじゃなく、助手席の政樹さんも強く感じたそうなのですが…。これまた、ほぼ変わらず(涙)。ウソでしょぉ~?! 
「おかしいなぁ。僕も絶対タイム上がったと思ったんだけどねぇ。でもなんだか、クルマが前に進んでいない気がするんだよね。少なくとも昨年よりも前に進んでいない気がするんだわ。でも他のドライバーは、SS2よりSS4の方がタイム落としている人多いから、圭ちゃんの走りはよかったんだと思うんやけども…。でもおかしいなぁ~、なんでやろ」と、首を捻る政樹さん。私もまったく同感。ということで、これは次戦までにいろいろ確認が必要ということになりました。

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☆3月21日豪雨 DAY2
昨日の晴天が打って変わり、天気予報通りの雨(涙)。いえ雨なんて優しいものではなく、サービスパークに着いて、パルクフェルメ(車両保管場所)に向かう頃には、すでに長靴が欲しいほどの路面、傘は斜めに差してちょうどよいくらいの風雨、というより、しっかり持っていないと、いわゆるオチョコになってしまいそうなくらいの荒れ模様になっていました。

たけおか32 (3).JPG

その後も、どんどんお天気は悪化。もはや、空気圧が云々とか、ペースノートが云々というレベルでもないくらいのお天気になっていったんです。スタート前からフロントガラスが曇りだしたので、躊躇せずにエアコンオン! これまでSSの途中でフロントガラスが曇ることはあっても、スタート前から曇りだしたのは初めてのことでした。
それでも2日目の1本目に当たるSS5は、木が生い茂った狭い林道なので、風はある程度防がれるし、速度もそこまで上がらないレイアウトのため功を奏しましたが、それでもかなり水溜まりは多く深く、少しストレートになったところでは、私の速度域でもハイドロプレーニング現象が起きるほど水が溜まっていたんです。

たけおか32 (7).JPG
 
そして! いやはや今回は正直驚きました。モモポロちゃん、今まで以上の勢いで、電子制御でエンジンパワーを絞り切るくらい絞ってきたんです。一昨年はグラベルラリーにも出ているんですが、それより路面μが低く、滑りを感じたということなのでしょう。もう止まりかけるくらい、エンジンパワーを絞ってきたんです。それでなくてもこの天候と路面に、私のリミッターならぬ、ビビッタースイッチが入っておりまして、さらにモモポロちゃんの超安全制御リミッターが入るものですから、もはやレーシングスピードで走れるわけもなく…。
続くSS6の鬼久保SSはコースレイアウトや路面を考えても、もう少し走りやすいかな?と想像していたのですが、これが甘かった。コースはとんでもないことになっていました。
スタートに到着してみると、数台マシンが溜っていました。しばらく待たされた後「SOSで止まったクルマがいるのでSS6はスルーになりました。ゆっくり気を付けてSSを通過してください」とオフィシャルの方からの通達。というわけで、ゆっくりSSを通過していったのですが…。かなりのレベルの水溜まりがいくつもできていたんです。


たけおか32 (8).JPG

そんな場所ではもう、助手席の政樹さんが苦笑してしまうくらい、電子制御が入るのですが、思いもかけずに深かった水溜まりもありまして、ボンネットはおろか、フロントガラスの半分くらいまで水を被るほどのところも。あわや停止寸前という事態も発生しましたが、ここで止まったら終わりだ! とばかりアクセルを踏み込み、なんとか抜けることができました。しかし、後で確認したところ、この時の水圧でなっなんと。ナンバープレートが曲がってしまっていたんです。

たけおか32 (6).JPG

何とも歯切れの悪いラリーになってしまいましたが、また気を引き締めなおして次戦に向かおうと、気持ちを切り替えました。そのためにも、全日本ラリー選手権の次戦となる丹後ラリーの前に、練習したいところ。不安を打ち消すためには、経験値を積み重ねる。それがいちばんの特効薬ですからね。二人とも仕事との両立が大変ではありますが、頑張ります。引き続き温かい応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

「いくつになってもチャレンジはできる! 眠れなくなるほどの大きな夢を、竹岡圭と一緒に追いかけて、叶えてください~!」

I can be anything!    圭rally project 竹岡圭

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